前回、駐車場に生コンを入れる手前まで作業を進めました。
ここまで終わったところで、15cm厚となると2㎥もの生コンになる事にひよってきました。
いままで生コンを頼んだことが無いのに、一人作業で2㎥、重さにして5トン近い生コンをネコ車で目地を乗り越えながら固まるまでに運べるのだろうか。
もたもたしていたら生コン屋さんもいらいらしてしまうのではないか…。
そうなると、自分でコンクリートミキサーを購入し、一か所ずつ自分のペースでやっていく方が良いのか…?とも思い、調べてみました。
生コン自体は目地を抜いて、5.4m×2.5m×15cmで約2.025㎥必要です。
そうなると必要資材はセメント858kg、砂1372kg、砂利2059kgとなり、それぞれ35袋、69袋、103袋となります。
これホームセンターで購入すると概算でセメントが14000円、砂が13800円、砂利が20000円と、5万ぐらいします。+ミキサーの金額。
近隣の生コンやさんは駐車場向けにきっちり配合してもらった24-15の生コン2㎥が35000円程らしいので手練りなのにかなり高くなります。
ただ、砂と砂利は先述の資材屋さんで買えば、配達込みで砂が7000円、砂利が9000円で買えます。
セメントはホームセンターで買うしかないですが、その場合合計3万程+ミキサーとなります。
セメントは現地で35袋も降ろさねばならず、ミキサーで60リットルずつぐらいものすごい数を練らないといけないと思うと金銭的メリットはほぼ同じどころか皆無です。
しかも生コン屋さんなら24-15という硬度や生コンの柔らかさ等きちんと駐車場向けに調整してくれているので手練りより絶対質が良いですし。
生コン屋頼むのが不安ではありますが、それ以外のメリットが無いととてもやる気にはなれない。
考え抜いた末、ミキサー車を二回呼ぶ事にしました。
最初に道路に面した1区画を直接流し込んでもらい、そこが固まり次第その上にミキサー車をつっこんでもらって奥に直接流し込んで貰えば、ネコ車を使わずに素人でも無理なく短時間で流し込めるのでは無いかと思ったのです。
1㎥の生コンが23630円だったので、2回に分けることで1万程コストがあがりますが、安心を買う事にしました。
という訳で、問い合わせてみたところ空いていれば翌日でも二日後でも注文できるとの事。
早速一回目の日程を決めました。
この時期雨が多かったので天気予報で合間の曇りの時期を狙いました。
(とはいえ天気予報がずれて前日に一日伸ばしてもらいましたが…)
必死の作業なので写真はありませんが、一回目、想定通り道路から直接流し込んでもらい、トンボでそれを広げていく感じで20分程かけて入れ終わりました。
一時間が勝負との事ですが、とりあえず20分程で入れられて一安心。
ただこの20分は常に全力で筋トレをし続けているぐらいきつかったです。
生コンって比重2.3ぐらいあるのでとんでもなく重い。
生コン屋さんは優しく、私がぜいぜい言ってると「ゆっくりやってくださいね」と声もかけてくれました。
途中で生コン屋さんに「一輪車使う人って1立方どれぐらいで入れるんですか」と聞いてみたら、「どうだろう…それでも20分ぐらいですかねぇ」との事でした。
トンボで入れている私と同じぐらいの時間とは…!やめておいて良かった。
これ今回手前をトンボで均すだけだからしんどいとはいえ体力的に余裕ありましたが、一気に2㎥頼んで奥はネコ車で入れてたら体力の限界で1時間超えていたと思います。
その後生コン屋さんに代金を支払い、1時間に一度ぐらいコテで表面を鳴らし続け、かなり固まってきてから駐車場なので表面が滑らないようにブラシをかけて荒らしておきました。
初めてにしてはさほど問題無くできたように思います。
この時期はたまたま良く、気温も25度以下に下がり始めてましたし、基本雨がしとしと毎日降っていたので、生コンを入れた日も曇りで涼しく、翌日からは雨でコンクリートに水を撒く必要が無い状態でゆっくりと硬化させることができました。
その後、また天気予報が雨の合間の曇りになる日を狙って二回目を発注。
前日に発注したので13時の便になってしまった為、午前中に準備しました。
前回、1㎥でもトンボで生コン落とす位置から引っ張ったり押したりで広げるのがそこそこ大変だったので、奥半分はねこ車で入れるようにしようと合板等敷きました。
で、生コン車が来たので前回作ったところに突っ込んでもらったところ、ミキサー車のシュートって構造上真後ろの方が伸びるようで、枠のほぼ中心に生コンを降ろせる事がわかり、ネコ車は必要ないでしょうという話に。
実際に枠の真ん中に生コン落としてもらうと、さほど均さなくても比較的均等に生コンが広がっていき、トンボでちょこちょこ角に詰めていく感じでやれば今回は10分で入れ終わりました。
慣れもあったのか、元土建屋さんだったという運転手さんにも手際を褒めて頂けました。
その後前回と同様にこて仕上げ。
上記を見るとわかるように、前回、入れ終わったあとに数時間かけて水分が減ってしまい、わずかに天面に足りなくなってしまい、奥の方に水たまりができてしまいました。
ここはいずれ速乾性のモルタルで補修したいと思います。
この反省で、今回は多めに入れてもらい、気持ち真ん中を膨らますように均していったところ、だいぶうまく入れられたと思います。
ここが固まれば後ろ側の枠もすべて外してしまい、目地にはブロックか固まる砂でも入れてトラックを停めて整備していきたいと思います。
↓ポチっとしてやっておくんなまし
にほんブログ村