バネットトラック(SK82TN)購入
- 2021/09/21
- 21:02
今後コロナ禍でも家族で遊びやすいよう、トラックにキャンピングシェルを作ろうと思い立ち、ヤフオクやジモティー等々でずっと良い物が無いか探していました。
急ぎでも無かったのでゆるゆる探していたところついにめぐりあいました。

こちらのバネットトラック、14年程経過しており、走行は11万キロほど。
前オーナーさんは某花屋さんで仕入れや配達に使っていたとの事で、4ナンバーなので当然毎年車検に出して使っていたこともあり、程度は比較的良いです。
この車はタイミングベルト装着車なので10万キロを超えている事からぼちぼち交換の必要があり、それを踏まえて20万で良いとの事で見に行って即決致しました。
ダブルタイヤなので積載も850㎏ではなく1tです。
ランニングコスト的には軽トラキャンピングカーが良いのですが、うちは3人家族なので子供が一緒に遊ぶうちは少々維持費が上がっても皆で遊びに行けるように小型トラックにし、いずれ子供が独立した後は軽トラに買い替えてシェルをばらしてサイズダウンしたら良いかと思ったのです。
東京の花屋さんだったのでバイクで引き取りに行き、ラダーがあるとの事なのでそのままバイクを乗せて山小屋に運びました。
基本は資材も運び込めるように山小屋利用と言う事でこちらで車庫証明も取る事になります。
まだ自分のラダーを買っていない事もあり、現地に付き次第、余っている合板を重ねてウッドデッキにかけ、それを使ってバイクを降ろしました。
降ろし終わった後はウッドデッキの一番高さの低いところから同様に地面にバイクを移動。
今後バイクを乗せて整備工場に持って行けば台車も必要無いのでアルミラダーを買っておきました。
350kg弱の重機も持っているので、いずれ売り飛ばす時には関東近郊に配達もできますし。
多分その方が少しでも高く売れるでしょう。
そしてこのトラック、9月が車検切れになります。
貨物車は毎年車検なのでこればかりは手間ですね。
今後のスケジュールとしては、キャンピングシェルの積み降ろしの事や、車を二台保有する以上整備の頻度も増える事から、山小屋にきちんとしたコンクリート駐車場を作ってからシェルの作成に入る予定です。
トラックの塗装やタイミングベルトの交換も自分でやれそうならやる予定です。
とりあえず目の前に車検が迫っているので、最低限の整備をしていきました。
ついでに、商用車だったため、内装やらたばこのヤニで異常に汚れていた事もあり、あまりにも汚いのは不愉快なのでルーフライナーを外して中性洗剤でごしごし洗います。
ぴかぴかとはいきませんでしたが、それでも抹茶色の水が出なくなる程度には洗いました。
ここはまたいずれキャンピングシェルの内装でシート用のレザーとか買ったら一緒に貼ろうと思います。
その過程で外した樹脂パーツをオキシクリーンに漬け込んで清掃。
この部分は手垢っぽいのやら結構ついてましたが、ほぼ綺麗になりました。
写真忘れましたが、自宅に余っていた壁紙用のグリーンの塗料を塗ってみたもののこれはいまいちでした。
次にみすぼらしいのと光軸がちゃんとでないかもしれないのでヘッドライトを磨きました。
before
after
これもほどほどに綺麗になったと思います。
全然車検整備に入ってませんが、この時、自宅近くのテスターでまずは引っかかるところが無いか見てもらおうと自宅にトラックを持って帰っていたため、仕事の合間にちょこちょこ清掃していたのです。
次に、トラックの荷台が荷物を大量に積み降ろししていたからか傷だらけかつ傷が錆びていたため、まずはサンドペーパー等で錆びを茶色く無くなるまで削り取りました。
とても全面一気にやれる気がしないぐらいの労力ですし、削り終わってその日が終わるとまた錆びてきてしまうかと思い、1/3ずつ進める事にしました。
脱脂した後、余っている住宅外壁用のシーラーを試しに塗り、その上にこれまた山小屋の物置に使ったウレタン2液塗料を塗りました。
トラック自体は別の塗料を使う予定ですが、荷台は傷つきやすいので硬化剤で固める二液ウレタンの方が塗膜も固くて良いかと思い、荷台部分だけこれで行こうかと思います。
あと細かい部分では室内灯をLEDに替えました。
人生で数回ルームランプをつけっぱなしでバッテリーを上げてしまった事がありますが、LEDに替えておくと気付くのが遅れてもぎりOKだったりします。
その後、このトラック、花屋さんも近年は余り使っていなかったらしく、整備簿を見るとここ3年ぐらいは年間1000~2000キロぐらいしか走っていなかったこともあり、このまま車検通るんじゃないかと車検の予約を取ってしまい、テスター屋さんに行きました。
が、みて貰ったところ、後輪ブレーキのみ基準を満たしていませんでした。
トラックのドラムブレーキなんて整備したこと無いなと思いましたが、サイドブレーキは普通に基準を超える数字が出ていた為、ブレーキのシュー廻りが原因では無さそうですし、整備簿を見ても昨年の時点で4mmぐらい残っているとの記載でした。
2000キロ程で4mm削れるとも思えませんし、そうなると油圧関係かとあたりを付け、古いトラックですし整備しながらオーバーホールも面倒臭かったので、思い切ってホイルシリンダーをモノタロウで買ってしまいました。
交換して今あるシリンダーはちょっとした固着や錆程度なら時間あるときにカップキットでオーバーホールして保管して置こうとの考えです。
この後、モノタロウの該当の製品が3日以内発送→注文後に1週間納期変更→5日後に納期12月に変更ところころ変わってすったもんだありましたが、別の商品を買ってなんとか車検までに到着。
ダブルタイヤなので地味に面倒臭いですが後輪のドラムブレーキを分解していきます。
ホイルシリンダーを交換した後に、エア抜きがてらブレーキフルードの交換もしました。
その後、再度テスターにもっていくも制動力に変化無し。
そもそも外したホイルシリンダーもそこそこ綺麗で動きも何もおかしく無く、よくよく整備簿を見返してみると昨年交換してました…。
無駄に新しいシリンダーが余ってしまいました。
ブレーキダストも綺麗にし、ライニングやらも軽くやすりであたりも付けたのに全く後輪だけ改善せず、完全にどうしてよいかわからない状態になりましたが、よくよく調べてみるとトラックには荷台の荷物の重さによって制動力が変わるようにPバルブと言うのが付いているとの事で、ここが非常に怪しいです。
上記写真でもグリスを付けすぎなので私の整備にミスがあった可能性も0ではないのですが、それでも再度ブレーキはしっかり聞いているのでライニングにグリスがついてしまったという事も無さそうです。
試しにこのPバルブを一番荷重がかかっていると認識される一番上に動かしてみたところ、なんとか車検は通りました。
何にせよ今後500kgとかありえるキャンピングシェルを乗せるのでPバルブがおかしいままでは良くありませんし、ここはもうディーラーに直してもらうしか無さそうです。
その後、おまけですが、山小屋の作業の合間にバンパーのみ塗装してみました。
色あせた灰色っぽい色だったので、失敗したらまた塗りなおそうぐらいの感覚でホームセンターで売っている安物の200円程度の缶スプレーで塗ってみました。
今後全塗装するつもりなので、その際バンパーも塗ってしまった方が良いかまだ判断が付かないので試しの色合わせみたいな物です。
無事車検は通ったのでこの後は駐車場作りに入っていきます。
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