もう井戸を一旦埋め戻してしまったのでここからは作業は急ぎでは無いのですが、電動ポンプが邪魔なので早めに設置をしてしまいたい。
途中のホームセンターで塩ビ等の追加で必要な資材を購入。
なんとなくコンクリートのコーナーを見ているとこのようなものが。

コンクリートの枡ですが、幅が450cmの正方形です。
うちの井戸がφ400で、その横にφ75の塩ビが二本入っている形の為、角部分に塩ビを持ってくればこれが井戸枠で良いのでは…!!
と思ってのぞき込んでみたところ。
うむむ…5280円(税抜)
格好良い訳でもない質実剛健な感じにしてはちょい高いですね。
これならレンガ5000円分買った方が手間はありますが格好は良い気がします。
という訳で断念。
現地到着次第、接着の時間もあるのでとりあえず水を吸い上げる部分のパイプを繋いでいきます。
monotaroで購入しておいたフート弁の取り付け。
これは井戸からポンプに水を吸い上げた後、蛇口を閉めた時にパイプの水が井戸に落ちてしまうと、再度ポンプを動かした時に呼び水が必要になるのを防止する逆止弁になります。
塩ビはVP管(グレー)と耐衝撃のHIVP管(ブラック)があり、うちは凍結の可能性があるので基本はHIVP管でそろえていますが、フート弁にはHIが無いので結局ここはグレー。
まぁ地下4mはそうそう凍結しないはずですが…。
2m管を二本継いで4mにしておきます。
井戸枠自体が4mで途中でL字に曲げる予定なのでこれでも余る。
次に、凍結を出来る限り防止する為、井戸枠の地中部分に25mmの穴を開けました。
しかしVP20は外径26mmで、無理矢理突っ込めるかと思いきや、思いのほか井戸枠の厚みがあって1mmは叩き込めませんでした。
やむを得ず次に保有するホールソー30mmで開け直し。
やすりで頑張って削った方がぴったりサイズでしょうが、ここは防水の為にコンクリートで抑える予定なので少々の隙間は良いでしょう。
しかしなるべく削りカスが落ちないように頑張ったつもりですが、それなりに落ちてしまった…。
水面にゴミが。
まぁフート弁かポンプに引っかかるでしょう。
その後、コンクリートを適当に目分量で作成。
まだ井戸枠をブロックにするかレンガにするか迷っているので、一旦砂利を敷いて暫定的にほぼ水平を出してコンクリートで押さえます。
この上に井戸枠を積む予定なので、パイプを一旦埋めて荷重が乗り過ぎないようにしておきます。
先ほどのフート弁を付けたパイプですが、上側はソケットバルブにしておきました。
仮にフート弁や井戸底が詰まった際にこのパイプを外したくなった時、接着しちゃうと毎回切って継ぐ必要があるので上もL字のソケットメスにして置き、シールテープを巻いてねじ込む事にしました。
これでいつでもレンチで外せます。
井戸に落とさないようにだけ気をつけねば。
パイプ自体は落ち込んでも手が届く程度の長さなので問題無し。
次に、電動ポンプは一応樹脂の蓋がありますが、余り雨ざらしも良く無いかと思うのでウッドデッキの下に電動ポンプを設置し、パイプを接続。
まだ井戸水は茶色い為、ポンプからの排出口から近くにバルブを付けて、そこから浸透枡に直結で水を出してみます。
一応動きましたね。
しかしパイプは小屋のウッドデッキ、地面の水まき用蛇口、小屋の中のキッチンにまで先にパイプを通しておきましたが、このバルブを閉めて他の蛇口の動作確認をしたところ、しばらく待ってもポンプ止まらず。あれーと思いながら試しにウッドデッキや台所の蛇口開けてみるとちょろちょろしか出ません…。
しかもこれらの蛇口を締めた後、再度排水用バルブを開けてもちょろちょろしか出ない状態です。
呼び水を入れれば復活しますが、どうも全蛇口を締めてもどこからかわずかに圧力が抜けていって水が少し落ちてしまうようです。
色々配管してしまった為、どこから圧力が漏れているのか目途がたたず、電動ポンプ→排水用バルブ以外に伸びている箇所を一旦カットして蓋をしてしまいました。
これでお風呂で試用した時の最小構成のパイプが長いバージョンになります。
しかしこのシンプルな構成にしても同様に全然ポンプが止まらない&その後再度バルブ開けてもちょろちょろの状況に…。
自宅風呂の試用では圧力スイッチが普通に動いたという事はポンプのシールテープの巻き部分が山に運ぶ間に緩んだのかなぁ…。
しかし一度配管してしまうともうソケットは回りませんので、やり直すには塩ビをカットして外さないといけないという非常に面倒臭い状況。
もし今後切ってやり直す機会があれば、ポンプの両脇はちょっと高いけど自在ユニオンを導入しようと思います。
ポンプ内部にゴミが絡む可能性も考えると取り外せるようにしておいた方が良いですしね。
とりあえず圧力スイッチが強い圧力がかからないと動かないのに、何かしらの要因で圧力が抜けてしまうようなので、軽い圧力でも切れるように圧力スイッチをマイナス側に調整しました。
するとバルブを締めて圧力が高まってくるとすぐにキューンと音がして停止、その後再度バルブを開けたらちゃんと呼び水無しで水が出たのでとりあえずは使えそうです。
バルブを締めている間にポンプが動き続ける事でどこかからエアーが入り水が落ちたようです。
この圧力スイッチで台所の蛇口が動くようであればとりあえずはお茶を濁しますが、パイプを繋いだり切ったりにはもう少し継手が必要ですし、この日は疲れたのでこれで終了。
この状態だと蛇口を軽く締めただけでスイッチ切れちゃうかもなぁ…。
↓ポチっとしてやっておくんなまし
にほんブログ村