井戸掘りチャレンジ7日目
- 2020/03/25
- 08:23
前回、井戸穴に大量に出てきた巨石を割ろうと思ったのにハンマードリルが振動機能しか無いタイプであきらめて帰りました。
その後、メルカリでドリル機能もあるハンマードリルの追加購入。

パワーによって値段がどんどんあがっていくようで、SDS-max規格のハンマードリルはどれも2万円越えの高級品ばかりでしたので、SDS-plus規格のもので、一応コンクリート24mmまで開けられるという物を3500円程で購入。
石に19mmの穴を開けたいので、コンクリートよりは石の方が固いでしょうし少しだけ余裕を持たせました。
ビットはAmazonで2000円弱。
通算の金額があがっていくぅ。
早速穴の底に入り、ビットを取り付け穴をあけていきます。
しかし固いっ!
ハンマードリルですが、安全機構のようなものがついているようで、少し穴が深くなってきてまっ直ぐ穴にビットを突っ込めていないと、斜めに力が入った瞬間に、ビットの折れ止めなのか巻き込み防止なのか車で言うクラッチが切れたようにモーターが空回りし、一旦回転を止めないと再度回りません。
これが地味に厄介。
10cmぐらいの穴が空けたいのに、人力で10cm直線状に入れるというのがなかなかの難易度です。
浅い穴なら余裕で空くので、途中でセリ矢を入れてみましたが、やはり浅めだと真ん中の棒がすぐに外れてしまいいまいちいです。
ついでに、ドリルを数分回していると、チャック部分から黒い油がどろどろ出てきました。
漏れたぐらいかと思いましたが、すぐにぼたぼた出てきて岩を濡らしていくレベルで出てきます。
調べてみると、ハンマードリルの中には大量のグリスが入っており、古くなって劣化してくると脂分が分離して液体になってしまう事があるようです。
中古なのでその辺のメンテナンスは期待できませんし、とりあえず騙し騙しつかいます。
ある程度の穴が空き次第、セリ矢を入れてハンマーで殴っていきます。
なんとか線に沿って割れましたが、真っ二つというよりは石の目に沿った感じで斜めに割れたりします。
しかしなんとかなりそうです。
かなり大きな岩なので、一度で真っ二つというよりは少しずつ運びだせる範囲で割っていきます。
そうなると、別に3か所穴開けなくても一か所ずつセリ矢を奥まで打ち込めば案外割れる事がわかりました。
1本千円ぐらいするし3本もセリ矢買わなくても良かったなぁ…。
んで、3回ぐらい割ったところで、都度ハンマーで殴っている事もあり、全体的に岩が揺れるようになりました。
力づくで引っ張り出してみます。
抜けたぁ!!!
概ね半分弱ぐらい割ったところ、大元から引っ張り出せました。
人力では持ち上げられないのでロープで適当に縛ってウインチで持ち上げます。
なんとか真ん中に鎮座していた巨石を取り除けました。
その後しばらくその下を掘ってみましたが、このすぐ下にも巨石なのかもう完全に岩盤なのか板っぽい岩が出て来たのでこの日は終了。
時間もそうですが、これ以上ハンマードリル酷使すると壊れそうです。
自宅に帰って分解しみましたが、確かにグリスが真っ黒で液体化していました。
本来は完全に分解してしまった方が良いのでしょうが、とりあえず井戸が掘れるだけ持てば良いので、パーツクリーナーで黒いグリスを取れるだけ取ってグリスを塗り直しました。
また、モーター部分のマグネットに挟まれているところもメンテナンス動画ではやすりで削っている人が多いので黒くなっているところを少し削っておきました。
これでもう少し戦えるのではないだろうか。
とか言ってますが、子供が春休みに入ってしまったのですが、このコロナ騒動のせいで預かり先の目途が立たず、平日私が面倒みる日もあったりでしばらく行けてません。
この岩を砕いたのは既に一週間以上前の話です。
もう春ですねぇ…。もう水が出たとしても来年の冬まで穴は開けておこうかな…
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