井戸掘りチャレンジ1日目
- 2020/02/06
- 21:04
色々とやり残している事はありますが、突然ですが井戸を掘ろうと思います。
以前ちらっとだけチャレンジしようとして、今じゃないかとやめましたが、今回は出来る限り頑張ります。
と言いますのも、この廃別荘地、一応共同井戸で各土地に水道が通っています。
この土地を買うとき、当初物件情報には加盟金2万円、年間12000円との記載があり、これぐらいなら月1ぐらいの利用でもありなかと思っていました。
しかし契約日当日、不動産会社が念の為再度確認したところ、加盟金5万円、月2千円だったかに値上がりしたようだとの事です。
月1回利用するかしないかの土地にこの固定費はちょっと痛いかなと思いつつ、仮に将来子供がこの土地を相続してしまった時、固定費がくっついていると売りにくいかもと言う考えもあり保留しておりました。
んで、先々月ぐらいに急に某定住者の方が訪ねて来て、話を聞くにここの別荘地管理会社はとっくに倒産しており、別の定住者の方がポンプ小屋や水道代を管理していたが先日亡くなったと。
定住者は数人しかいないのでやむを得ず引き継いだようなのですが、ポンプの電気代を管理していた通帳を見ると、月の電気代が15000円近くかかっている事がわかったらしいです。
現状、定住者のうち一人が水道代を払わないらしく、払っているのが数世帯、別荘利用の人で1世帯、私ともう1世帯別荘利用している人は水道をひいていませんでした。
この人数で月15000円払う事は現実的に厳しくどうしようか困っていると。前任者は高い確率で自腹で払っていたんじゃないかとの事です。
という訳で、私は上記の事情を伝え、契約時に急に料金があがったので、元々の条件ぐらいなら契約したいと思ってますけどねーと伝え、一応もう1世帯の別荘地利用の人にも私はそう伝えたと連絡したところ、同調して頂けました。
定住者はいくら、別荘利用の人はいくらというのはたまに別荘地では見かけます。
他の方とも意見のすり合わせを行うらしかったのですが、その後なんの連絡も無いな―と思っていたところ、ふと年明けに気になってポンプ小屋見に行ったところ、電気メーターが全く回ってませんでした。
知っている方に何か聞いてますかと聞いたところ、なんと電気代を払いきれないという事でポンプ小屋の電気を止めてしまったようです。
定住者の方々はお風呂とかどうしているんだろう…。
まぁ元々20世帯分ぐらいの小さな別荘地で、定住者が数世帯、連絡が付くのが10世帯に満たない状況で毎月15000円個人が集め続けたり、支払いが無かったら督促したりというのは負担が大きいでしょうから諦めたのも仕方ないかなとも思います。
長くなりましたが、という訳で共同井戸が使わなくなったという事であれば、料金交渉も何も無く、もう水は繋げないと確定するので自分で井戸を掘る決心がついたのでした。
そうなるとどういった形で掘るかです。
一般的に個人で井戸を掘るとなると下記のどれかかと思います。
・打ち抜き井戸
塩ビや石の枠を埋め込んでその中を掘っていく、上総掘りともいうのかな?掘りながら少しずつ枠を沈めていくとかで、個人で井戸掘っている方のほとんどはこれ。
・打ち込み井戸
鉄の交換の先に硬いとんがりを付けて、削岩機でどんどん打ち込んでいく、5cm未満の鉄の杭を電動で打ち込んでいくので下手すると10分とかで掘れるケースもあるとか。
ただし鋼管なのでいずれ腐食して穴が空いたらまた掘り直すという5~10年の基本使い捨てらしい。
・手掘り
昔ながらの自分も穴に入りながら手で掘っていく。長い梯子を入れてずっと下まで掘るらしく堀った土を都度上に引き上げたり手間は一番えぐいが、石が多い地域でも少しずつ少しずつ確実に掘っていける。生き埋めにならないように木枠とかで補強したり
手堀りは最終手段かと思います。
万が一を考えると地下2mぐらいからは家族が来ている時しか作業できないのも困りもの。
で、以前自作の井戸掘り機を2500円ぐらいで買ったのが打ち抜き井戸の方式なので、とりあえずこれで再チャレンジしようと思います。
秩父は石が多く、あまり向いてない気はしますが、折角ユンボがあるので、このユンボで掘れるだけ掘ってからそこから掘り出せば、砂礫ゾーンは終わってたりしないかなという甘い期待。
という訳で整備も途中のミニミニユンボですが、燃料タンクからキャブに直接つないで無理矢理作業。
止まったまま下に下に掘っていきます。

アームが届くのが1.4mぐらいまでですね。
で、ここまで掘っておきながら、この場所で良いと思ってましたが、いずれ電動ポンプとか置くとなるとぽつんとポンプ屋根付けたりしなきゃいけないからやっぱりやめたと場所移動。
1.4m自体は30分ぐらいで掘れましたしね。
で、自分の土地で一番GLの低そうな箇所にしました。
ここ、すぐ近くに浸透桝がありますが、どうせ浅井戸じゃ飲めませんし、浸透桝にはケミカルな物を流すつもりは無いので別に良いかと。
という訳で掘り作業再開。
いきなり直径50cmオーバーの岩が出てきました。
これ打ち抜き井戸で掘っている時に当たったら砕けないだろうなぁ…。
冗談抜きで秩父はこういうのがちらほら埋まってます。
うちのユンボでは1.4mしか掘れないので、一旦下がり、ユンボの下の部分を掘って少し自分自身が下がって再度掘っていきます。
地中埋設配線してたの完全に忘れてた…。
電気通し直すのも面倒なのでこのままコードを避けながら掘っていきます。
一応150cmぐらいまで掘りましたが、これ以上となると段差を作らなけらば降りたり登ったりできません。
まずまずスタートを下げられたしこの辺で掘りだしてみるかと、下記を買ってきました。
打ち抜き井戸の場合、これを半分に切って、塩ビに繋げて結構下まで掘り下げている人がいるので、今後使えるかなと。
が、これって5cmぐらいの石があるだけでぎょりっと回転が止まって全然進みません。
砂礫エリアじゃこりゃ駄目だ…。
うーん、となるとシャベル二個が向かい合ったいわゆるホールディガーでさらに1mぐらいに掘り下げてから枠入れるしかないかなぁと思い、ここで一日目は諦め。
初日 1.4m
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