コベルコ SS1 メンテナンス
- 2019/12/05
- 22:45
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忙しかったりただ面倒くさかったりただただ面倒臭かったりそこはかとなく面倒くさかったりで3カ月程ブログを放置しておりましたが、DIYやメンテナンスの備忘録代わりでもあるので気まぐれでまた更新し始めてみます。
たまーに、あれ、この部品って前交換したっけ…?どうやってばらすんだっけ…?みたいな時に地味に自分のブログの過去記事を参考にすることもある鳥頭なので自分にとって役に立たない事も無い。
しばらくは携帯のギャラリーに溜まっている写真を元にカテゴリごとに書いていくので、日付とかは無茶苦茶適当ですが気にしないでください。
とりあえず購入したもののアイドリングが全く安定せず置物と化していたミニユンボ コベルコSS1から。
メンテナンスの為、コベルコの営業所にメンテナンス用の本とか説明書あるのか問い合わせたところ、シリアルを教えてもらえないと調べる事はできないと言われ、その後山で調べて伝えました。
説明書なら受注生産できるとの事でしたが、お値段なんと5200円。
たかっとは思いましたが、バイクとかのパーツリストなんかもそれぐらいしますし、生産終了品にいたっては万単位に値上げしたりするのでまぁ仕方ないかと発注。
その後1カ月近く待ってようやくできたとの事で引き取りにいってきました。
うっす!!!!!!
めっちゃぺらぺらの説明書でした。
バイクのパーツリストとかって表紙含めカラーページもあったりしますが、全体的に印刷もしょぼいです。
エンジンはかかるものの直ぐにガソリンが足りないような息継ぎをしてエンストするので、フィルターあたりが怪しいと思っていたのに、肝心のフィルターの構造がかすれて見えません。
これ、版画印刷とか簡易印刷とかリソグラフ印刷とか言われてる大量印刷機の印刷ちゃうのん…。
そして地味に消費税増税前に発注かけてるのに完成まで1カ月以上かかって消費税が10%になっているのも相まって微妙に悔しい。
まぁパーツリストで最悪コベルコに部品あるか聞けますし、何かパーツに漏れが無いか把握できるので無駄にはなりません。
実際上の写真のエアクリーナーのスポンジ(8番)は存在しなかったので汎用品切って入れる事にします。
という訳で側面の蓋を開け、ヒンジ部のボルト4本を外してまずは蓋を取っ払ってメンテしていきます。
〇エアフィルターチェック
エンストにはあんまり関係ないでしょうけど、すぐ目に付くので一応チェック。
黒い蓋は周りの蓋をくいっとやれば簡単に外れます。
中には固いフィルターが入ってますが、これはさっと埃を払うかオイルで洗うようです。
さほど汚れてなかったのでさっと掃除だけしておきました。
パーツリストではこのフィルターの周りにスポンジのフィルターをはめるようですが入って無かったのでここは汎用品のスポンジシートを切って丸くして入れておこうと思います。
〇エンジンオイル交換
とりあえず販売店が全く信用できない感じだったので、一回替えておきます。
バイク用のエンジンオイルで良いみたいだし量も0,7リットルで安いですしね。
エンジンオイルのドレンボルトは乗るところの左足元にあります。
うん、交換して引き渡ししてくれてるとは思ってませんでしたが思った通り真っ黒。
と言うかなんか粘度的にもなんか変な感じ。
エンジンオイルは一本一応買っておきましたが、自宅にはるか昔にリトルカブ載ってた時に買ってたオイルもあったので色を見て使えそうだったので古いのから使います。
10W-30で問題無いようです。
オイル注入は右側面のセルモーターの奥にあります。
地味に狭い。
〇ガソリンフィルター、キャブレター清掃
次に、一番怪しいと思えるガソリンフィルターをチェックします。
載るところの左膝前部分ぐらいにガソリンフィルター兼コックを動かせる窓があります。
そこと側面から手を入れたりペンチで挟み込んで全くびくともしません。
仕方ないのでこの部分のパネルも外します。
眼に見えるプラスネジを8個だったかな?外します。
そのままでは取っ手部分が邪魔で外れなかったので、手前の取っ手が付いているボルトを左右に箇所外します。
が、このパネル完全い外そうと思うとチョークだったりいくつかのワイヤーやキーシリンダーや稼働時間メーターやらいろいろ外さねばならず、そこまでする必要性も無いのでガソリンフィルターの手前部分だけ浮かせました。
で、手が入れやすくなりましたが、この状態でペンチ二個使ってもフィルター部分は全く外れる気配も無いです。
ここまで固着していると流石にこの状態で外せそうもないので、もうフィルターごと一度外すことにしました。
で、そうなると左側面からはキャブレターが邪魔なので、この機会に清掃しておこうと。
エアフィルターの受け部分のボルトを二か所外します。
その後キャブレターにひっかかっているアクセルワイヤーを上に持ち上げて外します。
んでフィルターから来ている燃料ホースやドレンホース、チョークのワイヤーを外せばキャブが取れます。
汚れはありますが動かなくなるほどとも思えません。
んで次に肝心のガソリンフィルターですが、ナット一個で本体に留まっているだけなので外します。
タンク側のホースを外す際、ペットボトルでガソリンを受けましたが、どばどば出てきたのでタンク自体が錆で詰まっているという事は無さそうです。
流石にタンク外して錆取りは面倒臭いので、とりあえず使えるようにするには大丈夫そうで良かったです…。
で、時間が前後しますがこの2つの部品は自宅に持ち帰って清掃しました。
まず、ガソリンフィルターですが自宅でネジザウルスやらペンチやら使って力づくで回そうとするもびくともせず。
ガソリンが入っているので戦々恐々としながらネジ部分だけをヒートガンでちょこちょこ熱くして何度も力入れていたらなんとか外れました。(真似しないでください)
で、中を出してみると、細かい錆やら、なんでこうなったのかシールテープが詰まってました。
ガソリンが漏れないようにシールテープを巻いたのはわからないでもないけど、中に詰まる程はみ出させながら巻いているのはなんで…
ここが詰まり気味で余りガソリンがキャブまで行かずにアイドリングが安定しなかったのかなぁという気はしないでもないですが、一応キャブもばらします。
このお尻のボルトを回せば中のフロートやらが外れます。
洗面器で清掃していたので髪の毛映りまくりですがお目汚し失礼いたします…。
灯油とブラシで掃除しようかと思いましたが、ジェットも外してみるに詰まってもなかったので軽く掃除しようとキャブクリーナーを穴と言う穴に吹きかけ、その後キッチンペーパーでふき取りました。
その後元通りに組み立てますが、まだ現地に持って行って取り付けできていません。
〇おまけ 充電用プラグ
前回バッテリーを交換した時に、なんかバッテリーの横に謎のプラグがありました。
またパーツリスト届いたら確認しようと思ってましたが、リストにはこんな部品ありません。
これ、ケーブルを辿るとバッ直になっています。
で、プラグは200V用の左右非対称プラグ。
こんな変な形で12Vバッテリーから電源取ると思えないので、どうもこれ、重機は比較的乗らない期間があったりしてバッテリー上がりがちなので、バッテリー充電機からここにぶっさして充電できるようにしてたんじゃないかと。
SS1ですが、バッテリを横に突っ込む形になるので、バッテリー充電機から直でマイナス端子に繋ぐにはいちいちバッテリーを引っ張り出す必要あります。
それを簡単にできるようにしているっぽい。
で、バッテリーは家庭用コンセントと違ってプラスとマイナス間違えたらえらいこっちゃなので、絶対に間違えないように200V用のコンセントプラグにしていると思われます。
ちなみにバッテリー付け替えた時、元に戻したつもりでしたがこのプラグのプラスもマイナスもバッテリーのプラス側に付けてました…(汗
あぶねぇ…。
200V用端子にさせるような器具なにも持ってないからショートさせようが無いけど。
という訳で折角なので復活させようと思います。
200Vでアース無しプラグってあまり一般的ではないのかAmazonでは売って無くてmonotaroで買、自宅にある車用の比較的太目の線を繋ぎます。
当然プラグの縦と横はプラスとマイナスで合わせました。
この雄の方の端はまだ何の処理もしていませんが、ここにバッテリー充電機を挟んでコンセントをさせば充電されると思われます。
バッテリー充電機ってせいぜい3~4Aしか流れないのでこの太さで大丈夫よねぇ…?
こんな事しなくてもバッテリーのマイナス側からケーブルを引っ張っておいて絶縁、防水処理だけしておけば良い気もしますけども…。
このコンセント付けた人以外もいじる可能性を考慮して安全なプラグにしておいたのかな。
そんなこんなでメンテナンスはこんな感じで、次回山に行ったら戻して動かしてみようと思います。
これで動かなきゃどうしたものやら。
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