先日、カインズで溶接講座を受講してきました。
受講証を手に入れる事により、カインズの溶接工房を使えるようになりますが、ただうちからカインズ鶴ヶ島まで車でなんだかんだ30分以上はかかります。
微妙に足が遠のく距離ですが、溶接はしたいしなぁ…と思い、とりあえず安物の溶接機を買ってしまう事にしました。
買ったのはこちらのAmazon最安値の100Vアーク溶接機
評価を見るとぼちぼちというところです。
ホルダーが割れていたみたいな輸送トラブルはちらほらありますが、趣味でやる程度なら使えなくはないみたいな評価。
本来は入門機でもこのぐらいのを買った方が良いという意見はちらほらみます。
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しかしそんなに色々作りまくるわけでもないし、まずは安物でトライしてみようかなと。
家で作業しようと思いましたが、自宅でスラグ取ったりと言うのもどうかと思いましたし、うちは溶接作業するようなガレージも無いので、山に持っていく事にしました。
道中、ホームセンターで13mmの鉄筋長さ1820mmを適当に7本ぐらい買い、厚み3.5mm程の450×900mmの鉄板を1枚(2000円ちょいだったかな)を買ってきました。
後鉄板補強用にL字のアングル材910mmを二本。
まずは適当にレンガの上に鉄板を置き、厚み3.5mmじゃたわむかなと思ったのでL字のアングルを溶接していきます。
ちなみに上記溶接機ですが、他に手袋、しょぼい溶接面、お試しの溶接棒がついてきますが、追加で下記を買いました。
手袋。これは溶接機についてましたが、付いている事に気づかず買ってしまいました。
が、付属のは小さかったので結果オーライ。
溶接棒。
これは附属が5本ぐらいしかなく、すぐ使い切るでしょうから1セット買っておきました。
想像以上にぐいぐい減るのでちょうどよかったです。
溶接用の眼鏡。
一応セットにしょぼいプラスチックの溶接面もついてますが、片手が埋まるタイプだったので身軽そうなこれを買ってみました。
安いけど普通に溶接時に勝手に暗くなるし両手があくのでこれは便利。
スラグハンマー?だっけ。
溶接後に付くカスをたたき割るハンマーです。
とがっているので普通の玄翁で代替になるかは謎。
直角とか出す時用の器具。
正確に出せているかは微妙でした。
早速ですがL字アングルをどんどん溶接していきます。
溶接メガネが説明書が無くてレンズの裏表のシールの剥がし方が良くわからず、ぼやけた視界でやっていたので最初はものすごい下手な仕上がりです。
でもここはそこまで精度いらないし引っ張ってみたら全然外れなかったのでまぁ良いかと。
この補強した鉄板を裏返して溶接台にしようと思います。
足もアイアンで作っても良いのですが、収納時邪魔になるだろうなと思い、足は当面はブロックやレンガを使おうと思います。
次に、買ってきた鉄筋を切断機でカットしていきます。
直角を出す機材で直角を出し
まずは点付けしていきます。
というのもこの直角が正確に出せているのか怪しかった為、点付けなら強引に角度変えられる事もあり、もう片足を溶接していきます。
鉄筋のカットの精度が悪く、微妙に寸足らずのところがありましたが、無理矢理溶接で鉄を溶かして繋げました。
一応形になったので各接合部を一つずつぐるっと溶接していきました。
同じ長さ予定の鉄筋はきっちり揃えてグラインダーで削るぐらいした方がよさそうですね。
これをもう一セット作って木の棚を差し込もうと思ってましたが、夕方になってしまったので今回はここまで。
慣れないと結構時間かかりますね。
というかこの溶接機、カインズのよりもやはりしょぼいからか、なかなか最初のアークが出ません。
何度も鉄板やらにバシバシぶつけてようやく出ますが、比較的くっつきやすく、くっつくと溶接棒がまっかっかになって良い感じにも思えません。
1万ぐらいで売っている昇圧機で120Vにすると安定するというレビューもありますが、計2万になるぐらいなら最初からもっと良い溶接機買っておけばよかったという事になって悔しいのでなんとかこの状態で頑張ります…。
まぁどうしようもなくなれば昇圧機ではなく、ホルダーとアースのケーブル取り外して、廃バッテリー2,3個直列につないでもがっつり溶接できるらしいので、バッテリー溶接機作るかもしれません。
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