ウッドデッキ屋根作り1
- 2018/04/21
- 00:05
きた!
ようやく前回の不完全燃焼な状態のウッドデッキ作業をできる日ができました。
電動ドライバーを家に忘れるというチョンボにより、何も作業ができずに墨付けやらだけやって帰っていたため、今回ある程度までは進められるかと屋根の垂木用のツーバイフォーとシンプソン金具をジョイフル本田に寄って購入。
シンプソン金具がビバホームとは値段が全然違うんですよね。
ビバホームで700円以上する金具がジョイフル本田だと500円切ってたりします。
今回買ったのは垂木固定用のリジットタイ?だったかな?
1個100円しないので垂木の切り欠きやらやるぐらいなら買ってしまった方が早いとの判断です。
現地到着後、早速、前回切り出して壁に基準線だけ引いていた小屋側の桁を取り付けます。
一旦乗っける用の二段梯子もそのままなので作業だけさくさく進められます。
片方を二段梯子や壁にかけた柱に乗せて、もう片方を基準線ぐらいでビス留め。
その後逆側に移動して水平器を乗せてビス留めします。
取りつける前に垂木の位置に墨はつけたおいたのですが、桁取り付けついでに1つシンプソン金具を取り付けてから「あ、シンプソン金具全部付けてから壁にビス留めしたら良かった…」と気付きました。
地味にこの梯子の上り下り体力使うんですよね…。
下でやれる作業はなるべく下でやった方が良いです。
ちなみに垂木の感覚は606mmにしてます。
600mm以下である必要があるようなので、微妙に超えてますししっかり作るなら455mmでしょうが、小屋と違って屋根ささえるだけだし606mmで良いかなと。
大雪の日はウッドデッキで過ごしませんし、壊れたら作り直します。
ちなみに桁材は壁には下地に合わせて455mmずつの位置にも墨付けておいて75mmビスで打ち込みました。
が、よくよく考えたら桁材のツーバイフォーが39mm、その下にモルタルが5~10mmぐらい?杉板下地12mm、桟24mmあるので、75mmじゃ小屋の間柱にまで届いてませんね。
モルタル下地の杉板や桟があるので一応しっかりついてますが、今度100mm近いビスに差し替えようと思います。
次に、桁から水糸までの距離を測り、その長さを基準に勾配を決めます。
小屋桁から窓の少し下の水糸まで2638mmでした。
小屋の上部に小さな窓をつけてしまったせいで、あまり勾配は付けられないなとは思いましたが、当初それでも2寸5分ぐらいの勾配は付けようと思っていました。
が、25%下げると、低い方がデッキ床から2m切る見込みです。
水糸は窓より10cmは低く、ウッドデッキの床はもう少しだけ上になる予定なので、さすがに屋根の下側の桁が1900mmとか切り出すと圧迫感あるかなぁと。
なのでどうせ緩勾配ですし、2寸勾配としました。
2寸勾配なので、2730mm先の屋根は546mm下がります。
柱の水糸墨線から(2634mm-546mm)を足した長さをカットしていきます。
桁まで取り付けて建てたかったですが、さすがに一人作業で2.5mぐらいの柱3本に4mの桁が乗った物を一気に立ち上げるのは不可能と判断して、まずは1本ずつ柱を立てては杭との間に仮筋交いを入れていきます。
束石を水平出してあるので風が強くなければ柱自体は自立しますし、細い材で軽く支えるだけで問題なさそうです。
同様に3本終了。
水糸からの距離を測って切りましたが、目視では高さは問題無さそうです。
が、一番右の柱だけだいぶ以前に木材屋で買って資材置き場に放置していた角材なので微妙に反ってます。
単独じゃ自立しないレベルで反っているので固定が面倒ですし今後の作業が思いやられます。
次にここからが試行錯誤ですが、桁材に羽子板ボルト用の穴を開けておき、試しに持ち上げようと思いますが、さすがに4m材を一人で柱の上に持ち上げてそっと乗せるのは不可能でした。
なので梯子を二つ柱の近くに置いて、片方を梯子にのせた状態でもう片方をそっと柱に乗せ、羽子板ボルトを若干動く程度に仮止めしました。
一応これで片方は落ちない状態になったので、もう片方をそっと乗せて同様に仮止め。
その後真ん中が全然乗ってないので手で修正しながら強引に羽子板ボルト止め。
シビアな作業なので写真撮ってられなくていきなり完成。
柱の両サイドに羽子板ボルト付けるべきなのかなぁと一応桁材には穴開けてますが、1つずつでもそこそこしっかりくっついてます。
現状ビス一本で留まってますが、ある程度固定終わり次第コーチスクリューまで入れれば充分な気がします。
しかし一番右の柱が反っているいるので、この状態じゃなんだか微妙にねじれた感じ。
次に買って来たツーバイフォーの垂木材をカットしていきます。
10f材が760円、12f材が780円という謎価格なので、余った材は薪にすりゃ良いかと一応12f材を7本買ってきました。
幅3640mmを6で割って606mmずつ。
両端があるので垂木は7本となります。(植木算だっけ?)
長さは幅2730mmなので2800mm以上あれば良いのですが、どうしようかなーと検索。
屋根材が10尺の長さならよくみかけるので切り良く10尺で3030mmと決めました。
確か10尺材より6尺材2枚を一部重ねた方が安かった気もしますが、それはまたホームセンターで考えます。
丸鋸定規は寸表記があるので、2寸勾配の目盛りで3030mmでカットしていきます。
その材をまずは端から固定。
桁材の端と柱の端とで位置がわかりやすいし。
良く在来工法で何か建てる時は柱に下げ振りぶら下げて垂直を調べてますが、こんな原始的な調べ方より水平器の方が早いんじゃないの?と途中で水平器を柱に押し付けて垂直の位置でシンプソン金具をビス留め。
この状態で逆側も同じように端を取り付けましたが、モルタルで固めた束石が動くレベルでぐいっとひっぱらないと水平器は水平を示しませんでした。
まっすぐの角材新しく買ってくるべきだったなぁと思いつつ安心感が出る程度には固定できたので仮筋交いを外します。
が、ここで、よく考えたら一番右の柱は反っているんだから、一か所に水平器を当てて水平とってもまっすぐとは限らないのか!と気付きました。
いまだに下げ振りを使っているのはそういう理由があるんですね…。
まぁもう屋根支えるだけの柱だしいいやとこのまま進めます。
といっても黙々と606ピッチで垂木をシンプソン金具で取り付けるだけ。
なのでいきなり終了写真。
屋根の下地材(桟?)のピッチも何を使うかも未定で買っていないのでできるのはここまで。
この状態でもびくともしないぐらいです。
とブログに書きたかったけど、横から押したらぐらぐら動きます。
筋交いかデッキの手すり付けないとやはりだめですねこりゃ。
面材取り付けるツーバイフォー工法と違って柱だけだとこんなにぐらつくのか~。
はめ込み式の網戸自作しようかと思ってましたが、デザイン的には一番スッキリ来る角材での筋交い付けたら柱の間に自作網戸取り付けられませんねぇ…。
・柱と桁の側面になにか薄い筋交い材を取り付け→柱の間に自作網戸作成
・角材の筋交い取り付け→柱の内側にぐるっとレール付けて虫よけネットを蚊帳のようにぶら下げる
このどちらかかな~。
軽く柵も作る事考えたら後者になる気がする。
久しぶりに作業の成果物が目に見えて組みあがっていく作業は楽しいですね。
反面、久しぶりに梯子上り下りを繰り返す作業に4時間でへろへろになってしまいました。
さらに、何度か梯子を動かしましたが、スチール梯子が廃れる理由が良くわかります。
いちいちめちゃくちゃ重い。
そして運んでいる時に体が疲れてちょっとバランス崩し、梯子が倒れそうになるともうリカバリ不能なぐらい梯子が重くて一緒にすっころびました。
くるぶしと脛の打撲。
アルミ脚立の軽さはすごい。人類の英知や。
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