前回の続きです。
ガスコンロの交換が終わったので、次にそこそこ大変そうな給湯器の交換に移ります。
交換するのはこの給湯器。
どうせ捨てるので型番やらは控えてませんが、10年ぐらい前の製造の物です。
既にガスも来ていませんので、下の配管を外していくだけですが、基本的に新しい給湯器にも同じような接続口があるはずなので間違えないように写真を撮っておきます。
右から順に、「お湯」「水」「ガス管」「配線類」「お風呂への往と戻」になっています。
水は給水なのでこの下にバルブが付いてますし、お風呂のは最近は風呂場自体が一つ口になっている為、配管が途中で一つにまとまるので間違えようが無さそうですね。
お風呂へ向かう管がなぜか行くじゃなく「往」なのは謎です。
まず、水の元栓を閉めて凍結防止用に巻いてある断熱材を外します。
エアコンとかにも使われているテープなのか、粘着力が無い白い幅広のテープのエンドをビニールテープで留めている仕組みでした。
むき出しになった配管をモンキーレンチで次々に外していきます。
あっさり完了。
配線が残っていますが、このうち1本は電源、二本はキッチンとお風呂のリモコンに繋がっている為再利用します。
前面扉の取り外し。
この機種は左上部分に思いっきりリモコンと書いている場所があるのでわかりやすかったです。
ネジ外して取り外すだけです。
すべての配管、コードを抜けたのでネジを外していきます。
真ん中のみ緩めて、下側とこの両脇を外して持ち上げて外しました。
かなり重い。
解体完了。
そして買って来たのはこちらの商品。
エコジョーズですよー。
どれだけエコなのかはよくわかってませんけども。
…ん?
確認すると明らかに上の取り付け部分が曲がってます。
恐らく取り外す時に上のネジがついたまま強引に引っ張ったのでしょう。
ペンチでまっすぐに矯正。
逆の手順で、まずは真ん中の一本引っ掛けてから、水平器で水平を見て下のネジを打ちこんでいきます。
その後上のビス留め。
ビスはコンクリート用?だか外壁用だったので以前のを使いまわしました。
元の給湯器より少しだけ大きかったのでビス穴は余り使いまわせませんでした。
アンカーとか無くてもそこそこしっかり付くんですね。
次に水、お湯、お風呂用の配管を取り付けていきます。
パッキンは一度付けると潰れる為、交換する必要があり適当に汎用性のあるのを買ってあったのでこちらを使います。
が、お風呂の方はこちらで良かったのですが、メインの水とお湯が出るパイプがさらに太くなってました。
ホームセンターで追加購入。
こちらのパッキンがぴったりでした。
モンキーレンチで4本配管をつないで次にリモコンコード。
こちらは今までのと違っては二か所「リモコン」と書いてある端子がある訳では無く、二つのコードを同じ個所に取り付ける事になってました。(ネットで落とした説明書参照)
下の部分を両脇からつまんで下に引っ張ればリモコン用の端子が出てきます。
2本までは同じ個所に共締め、3か所以上なら補助ネジを使うらしいです。
一応これで取り付け完了。
残すはガス管のみで、断熱材やら巻きなおしてませんが、万が一ガス接続後に不具合があった際原因を特定しにくいので現状はこのままです。
幸い凍結するような時期ではありませんので、しばらく使って水漏れとか無ければ巻きなおします。
給湯器の場合、これで終わりじゃなくリモコンの交換があります。
まずキッチン。
蓋開けてネジを外し、ガワを引っ張って外して見えるネジ外していくだけです。
配線はネジ外せば簡単に取り外せます。
壁が以前リモコン付いたまま塗ったので汚い…。
逆の手順で取り付けて終了。
配線もリモコン本体も特に色も同じなら目印も無かったですが、リモコンは非接地側とか無いのかな…?
次にお風呂。
これもガワを引っ張って外して左右2か所のネジを取り外します。
外れなかったので上下にある8本のネジも取り外してますが、単純に両面テープがめっちゃ固いだけだったので左右二本で外れます。
カッターを少し突っ込みながら両面テープを切り取っていき外していきます。
半分程度削れたら後は引っ張れば取れました。
配線自体は細い電線っぽかったので、車の12V用で余っているのを圧着しようかと思ってましたが、既存のが↓こういうタイプでした。
なので一応ホームセンターで同じの買ってきました。
被膜剥いてー。
二本を指でネジネジとよってから圧着。
お風呂のリモコンは両面ブチルで貼りつけてコーキングもしなきゃいけないので、一旦ここで給湯器をコンセントに差して動作確認。
問題無く電気が来ているのでお風呂のリモコンをブチル両面テープで取り付けて、周りをコーキングしておきました。(写真撮り忘れ)
ちなみに、電気の配線工事は通常電気工事士の資格が必要ですが、給湯器のリモコン接続線は24V以下ですので、この交換作業は「小勢力回路の工事」に該当し、資格がなくても良いとの事です。
車の12Vや24Vも資格いりませんもんね。
これでガスコンロ、給湯器のDIYが完全に完了しました。
プロパンは余裕を見て3日前に外してもらいましたが、結局DIYは買い出し抜くと作業時間ほぼ2時間ぐらいでした。
工事日までは初めて近所の銭湯に行ってみたり、友人の新居にお邪魔するついでに入ったり。
そしてガス工事日当日。
まずプロパンから給湯器とコンロに2分岐していたガス管を一本に接続してました。
ついでにプロパンガスが壁に取り付けていた金具類は全部外されてコーキングされてました。
切替工事の場合はこういう後処理も都市ガス会社がやる事が通例なのかな。
山小屋で使えそうだし、プロパンを支える金具貰えば良かったな~。
あぁいうのも買うと一つ600円とかしよる。
次にガスコンロの接続。
接続口が今までのコンロより奥だったため、ホースを切って接続してました。
この接続は免許が必要ですが、取り付け後に接続者の署名したシール貼ってました。
次に本管から給湯器の手前で二分岐して、給湯器と今まで宅内に入っていたパイプに接続。
壁に入ったパイプが先ほどの二本接続された箇所を経由してキッチンまで届きます。
まぁどうしてもプロパン用の配管を再利用するので、経路は無駄が多くなりますね。
そしてガス管は隠蔽配管じゃないのか…。
微妙に気に入らないですが、ガス工事なので後で自分で地中に埋設工事はできませんねぇ。
しかしこれゴムホースにみえるけど、いたずらで切られたらガス漏れ放題じゃなかろうか。
道路から土地に引き込まれたガス管とメーターを接続して終了のようです。
私はこの後出勤してしまったので確認していませんが、妻曰く無事開通したとのこと。
コンロと給湯器はその時買える物で比較的新しいのを買いましたが、この日まで動作確認もできず、万が一不良品だったらと微妙に心配でしたが無事使えてよかったです。
これで都市ガス切替工事は完了です。
家の真横までガス管が来ていたため、ガスの引き込み&機器との接続工事が55000円ぐらい。
コンロ(2年利用)と給湯器(1カ月利用)が中古品で6万程。
総額12万程で完了してしまいました。
結局引っ越し当初にプロパン機器を改良する見積もりと同じ額でできた事になります。
機材が完全新品になるのと単純に比較はできませんが、都市ガス会社にすべて任せる見積もりより45万程安く切替できました。
これはだいぶお得やろ!
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