自宅では子供が小さいためずっとエアコンで暖房を使っています。
しかしエアコンて温度はあがるのですが、なんだか芯からぽかぽかせずなんとなく寒い気がします。
という訳でそろそろ子供も大きくなってきた為、ファンヒーターぐらいなら手を突っ込んだりしないだろうと検討します。
近づくだけなら石油ストーブと違ってやけどはしませんしね。
しかしLDK用となると12畳以上対応の物になるため、結構お値段がします。
新品にこだわりは無いため、ヤフオクで探す事に。
そこで「前のシーズンまで普通に使えてましたが古い商品の為一応ジャンク扱いでお願いします」という出品を見つけました。
普通に使えてたんなら大丈夫やろ!と1200円で購入。
一応ジャンク扱いという表記の為シーズン中なのにやたら安く買えました。
早速届いたのでスイッチオン。
余裕のエラー
だああああまさあああああれたあああああ!!!!
いや、まぁ正確には騙されては無いですけども。
ここにきてやはり「一応ジャンク扱いで」の記載が免罪符に。
返品もできませんしおいこら昨年まで普通に使えてたて嘘ちゃうんかこのわからんちんどもとっちめんちんめと文句は言えません。
まぁ普通に考えて100円でも高く売るならさくっと動作確認して売りますよね…。
灯油ちびっと入れてコンセント刺してボタン押して起動したら灯油無くなるまで放置するのはたいした手間ではないですし…。
いえ、配送中に壊れた可能性も大いにあるので疑ってはいけません。
いけませんったらいけません。
このまま廃棄も悔しいですし、簡単に直る可能性もあるので分解してみましょう。
※火器ですので分解はメーカーも推奨していませんし、火事の危険もあるので自己責任です
キャンプのケロシン系バーナーはばらして組んで炎上しても問題ありませでしたが、自宅で使う物なので延焼部はさすがに止めておきます。
本来はニードルなんかも清掃した方が確実でしょうけども。
という訳で早速ビスを外していってそっとばらしていきます。
古い機種ですし参考にされる方もいないでしょうし細かい解体工程は割愛。
というか迷うほどの構造ではなかったです。
見えるビス外して段々外していくだけ。
古い機種なので中はかなりの埃です。
塊でごろごろ入ってましたが良く今まで引火しなかったなぁ。
ここここ。
ファンヒーターの故障原因として多いのは
・埃が多すぎ
・ファンが遅いとか止まっている等の不具合
・灯油が古いとか水が混ざっている
・フレームロッドにシリコン付着
この辺が多くなるかと思います。
ファンもグリスがきいているのがきちんと回りますし、着火すると、ジジジジ…ボッと火が付いたあともなぜかジジジジが続いた挙句に消化してエラーになるので恐らくフレームロッドの不具合と思っていました。
この二本の棒、くねっと曲がっているのがフレームロッドで短い方が着火する棒。
フレームロッドは炎の中かなんかの電気を感知して燃えていると判断するようで、ガスコンロとかにも同じ機構はついていて、吹きこぼれで火が消えた時にガスが止まるようになっています。
確認すると真っ白です。
これは空気中のシリコンが燃えて少しずつ付着している後らしいです。
この二本の棒を外してやすりで表面を削って元通りに組みなおしていきます。
この燃焼部も外して黒く付いているタールも削ろうと思いましたが、固着して外れないしまぁいいかと。
ある程度組んだところで動作確認。
うおっしゃああああ何事も無く付いたあああああ
なんとか直ってよかったです。
危うく粗大ごみを送料払って買ってしまうところでした…。
↓ポチっとしてやっておくんなまし
にほんブログ村