野地板の加工
- 2017/08/24
- 14:32
フローリング、炉台用のタイルを発注済みで、届かないとあまりモチベがあがりませんが、ひとつだけやりたい事があります。
軒天材でしばらく悩んでましたが、外壁を塗り壁にする可能性が高い為、できれば軒裏は木材にしたいとの結論に達しました。
コスト的には軒天ボードそのまま張る方が安いのですが、仮にモルタル壁にした場合全体的にあまりにも無機質すぎるかなと…。
見た目が良いのはレッドシダー等の実加工されたものなのでしょうが、もうコスト的にきつい。
で、安価なのは杉のあいじゃくり加工された板になります。
これで埼玉某所の木材屋で坪2700円ぐらい。ホームセンターで4000円ぐらいです。
木材屋に買いに行っても良いのですが、片道1時間半ぐらいかかりますし、そしてさらにコストを下げるなら、坪1700円以下のホームセンターの野地板を自分で加工するのが一番安くなるはず。
手間はかかりますが、これがうまくいくなら今後内装やウッドデッキ部の天井、壁材あたりでいざとなれば使える汎用性もあります。
と言う訳で野地板買ってきました。
市販のあいじゃくり加工品はほとんど180mm幅になります。
折角自作するなら細めが良いと105mm幅の野地板にしました。
単純に木目は細いほうが格好良い気がしてます。
もちろん幅が広い方が施工は楽ですけど。
これをまずは以前ウッドデッキ用に買っておいた自動カンナにかけていきます。
荒材てなんでこんなにざらざらなんでしょうね。
市販の丸鋸で切ってももっときれいだけど一体何でカットしてるんだろう…。
ここにも105mmにした理由があります。
野地板は反りがかなりあります。
当然幅が広い板のほうが反りが大きくなり、カンナをかけても真ん中か両端しか綺麗にならないはずです。
反りが無くなるほどカンナがけしたらだいぶ薄くなりますし。
早速自動カンナに突っ込んでいきますが、やはり反りがあるやつは3mmぐらい削らないと全体が綺麗になりませんね…。
(左:荒材 右:1mmぐらいカンナ掛け)
軒天は構造躯体では無いですし、触ることは無いのでそもそもカンナがけの必要無いですが今回は実験もかねました。
薄くなってもさほど問題無し。
現実的なのは大量に買って、反りがあるのは外壁の鎧張りか塗り壁の下地に使い、平らなのだけカンナかければ使い分けできる気がします。
(左:荒材 右:2mmぐらいカンナがけ)
比較的綺麗にしようと思うと、なるべく平べったい野地板を2,3mm削らないと無理っぽいです。
平べったいのはフローリングとまではいかなくてもかなりツルツルになりました。
ちなみに大量の鉋屑が出ますが、着火剤として袋に詰めておきました。
次にこの板にあいじゃくり加工をするため、これまた以前にヤフオクで買ったミゾキリを引っ張り出す。
が、ここでまさかの挫折。
買った時についてた丸鋸っぽい刃が全く取れません。
ミゾキリの刃はフランジをレンチで押さえながらボルドを回すらしいですが、この刃はボルトしかなくて、丸鋸のように刃をロックするボタンも見当たらなくてボルトを回そうとすると刃まで回ってしまい、全く外せそうにありません。
固着しているサビも要因の1つのようなので、ボルトの軸の細い四角い部分を押さえる工具と556的な物改めて持ってこないと刃の交換はできないと判断。
どうせ全行程終わったら売り飛ばすんだから、もう少し新しいモデル買うんだった…。
ちなみに厚みを変えられるミゾキリ用の刃は既に購入してあります。
ミゾキリ本体が古い機種で2000円程で飛びつきましたが、刃に3000円以上かかるならやはり数種類の刃がセットになった物を5000円~買った方が明らかに得でしたね。
と言う訳で軒天張り中断。
最近こんなんばかり。
今日はこれをやるぞ!と決めてきた工程が頓挫すると急速にやる気を削がれます。
とは言えまだ滞在時間一時間半ぐらいなので、続いて玄関ドアに鍵をつける事にします。
続く
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