前回、トラス部分を作りました。
引き続き壁パネルを作りますが、その前に建物の高さをFIXする必要があります。
--ここから今までのまとめ--
一番最初に考えたプランは1820合板を二枚張れるように施工優先で3640mmにしていましたが、間口3640で壁3640では耐風圧が怪しいとの建築士からのアドバイスもあり、少し高さを下げる事にしたのでした。
で、1820mm+910mmが施工面では一番シンプルですが、ロフトの天井高もある程度は欲しいなぁとの思いから、端材が出ないように2×4の10F材(3048mm)をそのままスタッドにし、38mmの上枠、下枠、頭繋ぎと合わせて、壁の全高は3162mmの予定に変更したのでした。
しかしながら、先日ホームセンターで2×4材を確認したところ、まさかの10f材が12f材より高額という意味不明な値段設定を知り、12f材をカットして使うなら3048mmスタッドに拘る必要全くないなぁ…と迷いが出たのです。
--ここまで--
仕事の合間にどうしようかなーなんて考えていても、気付けば作業に行ける日が迫ってしまう訳です。
今回、山に行く前日にもうここはえいやっと決めてしまおうと深夜図面とにらめっこしました。
ロフト高を充分に取るならもう最初の計画に戻して3640mmでもいいんじゃとも思いましたが、やはり気持ちだけでも下げておきたいなーと思い、意味があるかわかりませんが11尺の3333mmに全高を決めました。
ここはもうノリです。
少しでも12尺からは下げたい、が、ロフト高は取りたいという間を取って1尺だけ下げました。
ご近所さん曰く、世間が暴風吹いていても、この別荘地は盆地っぽく低くなっているから風はそんなに吹かないとも言われていますし、小屋は基本の建物でいずれ増築していくつもりですから、重さも増えて平面壁も減る見込みです。
という試行錯誤の結果、一枚目のパネルを作り始めます。
先日、斜めカットやら多用するトラスが一日でさくっと4枚できた為、壁はどんどん進められるかと思いましたが、きっちり直角に繋いだり、隙間なく留めたりを意識すると案外時間かかりますね。
455の位置に墨線付けて、ツーバイフォーの真ん中にも付けて位置合わせ。
直角クランプは必須だと思いました。
一か所ずつ隙間が出きないようにクランプで留めてからネジ打ちます。
ちなみに、ツーバイフォー歪み過ぎじゃないか…?とぴったり合わせるのにかなり苦労しましたが、良くみると丸鋸定規が90度からわずかにずれてました。
そらまっすぐ断面合わせるの苦労するわ。
こういう初歩的ミスも毎回気を付けないとですね。
枠の内側に合板の受けをつけますが、前回の物置は1820パネルにしている為、今回初めて斜め打ちを多用します。
こんなもんで良いのだろうか…。
そんなこんなでなんとか1枚完成。
しっかり直角を合わせようと慎重にやりましたが、どうやったって木材の歪みやら接合面にわずかな隙間ができたりで1mmとかのずれは生じていくでしょうね。
パネル数増やせば増やす程誤差が累積していくというのは理解できます。
が、一人作業なので910mm幅のパネルぐらいしか起こせそうに無い為、基本はこのパネルでいきます。
できればこの状態できっちり合板張った方が正確に直角パネルになると思いますが、合板張っても起こせるか試しに一枚建ててみました。
3295mm×910mmパネル。
めっちゃ重い。
こりゃ建てた後に合板張った方が安全だなと思いました。
気を抜くと外側に倒してしまいかねない為、起こす作業の時は周りから車もどけて安全に配慮しないとです。
で、この日は子供がいて全然作業にならないのでパネル一枚で終了。
容量はつかめたので、4隅の耐力壁910パネルと821パネルは次回すべてできるんじゃないかなとは思います。
その他は窓の関係で大きさバラバラのパネルになりますので時間は読めません。
で、帰宅後ブログをチェックしていると、フクタロウさんのところで気になる記述が。
--以下引用--
因みに、壁の構造用合板を土台に覆うか否か、何れかの方法がある。
強度的には、土台に壁合板を被せてビス留めした方が良いらしい。
--ここまで--
氷川さんのところの小屋は土台すっぽり覆うぐらい合板が被っていて、この方が雨仕舞いはよさそうだなとおもいましたが、ブログでは土台まで被せなくて良いとのアドバイスを受けていました。
色々な施工例を見ていると在来工法では土台まで被せている人が多く、ツーバイフォーでは先に合板を貼ってからパネルを起こす方が多いため、土台まで合板を被せるケースはほとんどいないようでした。
確かに素人考えでも土台まで合板で繋いだ方が強度は出そうな気がします。
しかもセルフビルドですから在来だツーバイだと工法はそこまで意識しなくて良いでしょう。
(図面見る限りフクタロウさんは角材とツーバイ材のハイブリッドの模様。)
さらに言うなら、今回、先に合板付けるのは一人作業的に厳しそうなのでうちは合板は壁建てた後に後張りになりそうです。
向上出荷のパネルの場合、隣のパネルと重なるように合板留めるようになっていると書いてますし、またいだ方が強度は出るのでしょう。多分。
よし、うちも建物11尺だし、1尺だけ土台に被せよう。
合板の端材も出ずに一石二鳥なんだぜ!
というかうちは土台の上にツーバイフォーで根太っぽいのを入れた為、その部分が外側にむき出しになっています。
良く考えたら少なくともここは合板、防水シート、外壁をかけないと寿命が縮みそうです。
パネル一枚やり直しかー、あ、でもパネルの上下入れ替えれば上から1820mmの位置に合板受け来るからちょうど良い…?と思いましたが、良く考えたら上は頭繋ぎ含めて1820mm合板張るんでした。
なので上から1782mmの位置に合板受けが来る必要があります。
結局パネル一枚合板受けの位置やり直しですが、まぁこの程度の修正は小屋建てる中では微々たる事に違い無いです。
しかしここまで決めた後にふと思いましたが、土台を3640mm×5460mmの長方形にして合板を張っていった際、最後の最後はやはり1mmぐらい誤差がでました。
その後、ツーバイの根太を貼り、さらにその上に合板を貼り…という中で土台から数ミリ飛び出している個所があった気がします。
当初、その上に3640×5460の箱が乗るんだから数ミリ大きい分にはさして影響は無いと判断していましたが、合板をツライチで貼るとなると飛び出している部分削らないといけませんね…。
ここは次回どの程度の労力になりそうかで現場で判断しようと思います。
所詮セルフビルドだしツライチが厳しそうなところは合板カットして1尺別で土台に張って、微妙な段差は外壁無理やり貼って誤魔化しでも良い気がしています。
パネル作ってシート被せているうちは雨仕舞い的にも問題無さそうですし、まぁぼちぼちやっていきます。
パネル建て始めてからが雨との勝負ですね。
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