毎回日帰りで大変ですが、土木作業長時間も疲れるので案外良いのかもしれません。
この日もまずは行きにいつものビバホームへ。
土台が完成したら合板を大量に貼る事になりますが、まずは12枚買ってみます。
まず室内に3枚

ルーフバーに9枚
この状態で縛ってみましたが、バーがたわんでいるのでこの量が限界っぽいですね。
一回に12枚運べればまぁ御の字でしょう。
合板は現在1050円(税抜き)で以前物置建てた時より1割程度高くなっていますが、コメリやらも軒並みその程度の金額になっているのでここはもう諦めてビバホームで3%引きで買います。
現地到着後、早速先日の作業の再開です。
ある程度欠いたりの作業に慣れて来たので、残りの木材を一気に加工します。
先日は何本か塗料塗っては1本ずつ加工して乾かしていましたが、これだと結局欠き作業した後再度そこ塗り直したりと微妙に手間でした。
丸鋸で粉塵を浴びながら延々とカット。
ぎゃあああああああああ
やってもうたあああああ!!!!
45mm削る予定が一本前に角材カットする時にマックスで刃を出したまま切り出してしまいました。
強度やばそうですが、よりによって5460mmに継いだ長い材です。
流石にやり直すのは面倒なのでこのまま使ってみよう…。
2本継いだ木材、油断していると微妙に曲がっておる。

この辺は束に乗せた後にコースレッド打って調整します。
ちなみに、土台の継ぎ方ですが、端は90mmずつ削った木材を重ねる「かね相欠き継」にしました。

こんなん。
マウスで書くのむずかし。
で、枠の内部に関しては、どうしようか迷いましたが、同じような土台を組んでいる地球生活NEO様やじYUな田舎暮らし様がお二人とも大入れ継ぎだったため、T型相欠け継ぎの方が施工は楽そうだけどと思いながら、大入れ継ぎで作業を進めていました。
なので運んできた角材を3640mmから90mmひいた3550mmでカットしている時に下記記事がアップされたのです。
なんと!
お二人とも大入れ継ぎにしていたから、何かしら理由があってそっちが良いのかと思ってましたが、まとめではT字相欠けにしておけばよかったと後悔されています。
という訳で急遽予定を変更して、5本中、既に加工した3本以外の2本は3640mmにカットして相欠けになったのです。
相欠け継ぎの何が良さそうと思ったかと言うと、横に半割するため、45mm以上のコースレッドで一旦片方をそのまま束に打ち込むことができるのです。
んでこの上にもう一本を載せて再度コースレッドで打ち込めば比較的固く束と接合できます。
で、このコースレッドたちは合板も重ねるし雨に当たる事はありません。
しかし大入れ継ぎだと、外壁側からコースレッドを打つことになるか、金具を使って束とも接合しなきゃいけないのが気になっていました。
このネジ打ち込んだ部分から腐食したりしないのかなぁと。
なので相欠け継ぎで良いなら助かります。
すべての木材の加工が終わった為、動かす必要が無い部分から固定していきます。
それ以外の部分はまだ束を固定せず、曲がった土台を修正できるようにしておきます。
次に2辺目の仮置きの為、買ってきた合板を試しに一台載せて直角を見ます。
うーん、わずかに直角が出ていませんね。
押し込みながら合板をねじ込めば行けそうですが、よく考えたら既に中の大引きもすべてカットしていて、外から押し込んで固定したらはまらない可能性もあります。
まずはすべての大引きを設置してみるべきと判断。
4辺設置終了。
一応この時点でもそこそこ直角にはなっていますが、誤差数ミリはありそうです。
真ん中の長辺も入れ込みました。
ちなみに二本継ぎの長辺3本は継いだボルトの位置がが互い違いになるように設置しました。
この時点で、相欠けした部分と束の位置は調整しようが無いので接合してしまいます。
束と沓石はなるべくフリーにして、大引きの反りや曲がりを修正できるようにします。
角材の直角を出せる水平器を束に付けて、直角状態で留めていきます。

んーむ、直角状態でどう見ても切り口が水平になってない箇所が…。
こういうのは土台の水平を見て、削って問題無さそうか確認後やすりで必死に平らにしました。
丸鋸がずれたんだろうなぁ…。
相欠けの部分を束に固定し、残りの大引きを入れて行きます。
が、90mm角材の土台で、相欠きの部分を90mmちょうどで欠いている為、なかなか入りません。
1mm程どちらか大きくしておけばよかったなぁ~。
そうだ!ゴム製のかけや持ってるやんけ!
そぉい!!!
やってもうたああああ!!!
力任せに叩き込んだので木材の端が剥がれました。
そしてもう一つ致命的なのが…
相欠けした部分が裂けました。
上から叩き込んだ衝撃で一番弱い角の部分が裂けた感じですね。
確かに良く考えるとそらこの箇所弱いですよね。
強度と言う面では大入れ継ぎの方が強い気がします。
特に私の場合はこの場所1820ピッチで束入れてますし、この場所に集中的に荷重がかかります。
うーん、どうしたものか。
木材買って来てやりなおすのもなぁと思える為、L字の隅金具で束と大引きを接合し、避けた部分は長めのコースレッドを何か所か打ち込んで補強しようかなと思います。
また、この避けた部分には大引きの真下に根がらみを入れればだいぶ強くなる気がします。
それでもまだ不安があるなら鋼製束を一つ足そうかと。
まぁ今後合板貼れば面で荷重がかかるので、今回かけやでぶったたいたような1点荷重はかからないでしょう…。
気を取り直して残りの大引きを入れていきます。
さてまずは束の位置をまっすぐに置いて…
…
はああああああああ????
わかりますでしょうか、切り欠いた位置と基礎の位置が大幅にずれています。
青のラインが切り欠いた位置で、赤のラインに基礎が来ています。
何が起こったのか測り直したところ、切り欠いた位置はちゃんと910mmの位置になっています。
という事は、この直前にもう必要無いからと取り外した丁張りがこの位置だけミスったとしか思えません。
確か水糸で長方形を作った後は、910の位置ごとに油性マーカーでしるしを付けて、その位置を通るように交差させて水糸を張った覚えがあります。
多分このマーカーを付ける時に910と(恐らく)810を見間違えたのかなというずれ方です。
俺のバカバカ!!!!水糸が直角に交わっていないことぐらい気がついても良さそうな物を…!!!
ううううううむぅぅうぅううう。
建物は910ピッチで太めの柱が来るため、910の位置にはそのまま地面まで荷重がかかります。
この位置がずれているというのは致命的です…。
これは…
2か所基礎をやり直すしかあるまい…
資材も無いしまたも心が折れたので片付けてこの日の作業は終了。
物置建築の時、ブルーシートで景観悪かったかなと思えた為、今回はグリーンシートにしてみました。
合板を重ねてシート撒いて保管。
とても合板張るところまでいけなかった…。
丁張りも無くなってすっきりしました。
基礎のやりなおしですが、既に上に大引きが来ている為、思いっきりツルハシ使ったり転圧したりができません。
1、スコップで必死で横に穴を掘る
2、砕石を半分程入れる
3、入る範囲でハンマーで殴って転圧
4、他はモルタル入れたけど、この箇所はコンクリートを厚めに入れる
という流れでなんとか強度確保できないかなと思っています。
その前に今の基礎をツルハシでモルタル叩き割って外さねば…。
まぁ最悪簡易的な基礎にして、2か所だけ後で沈んだら長さ調整できる鋼製束でも良いんですけどね。
見た目的にどうなのかなーと思うけど、真ん中の1本とか誰も見ないですしね。
しかし小屋建てたらそれこそ転圧なんてできないですから、今やれる時にやり直した方が良いかなとは思ってます…。
先は長い。
〇本日の反省点
・相欠け継ぎではまる幅がシビアな場合はやすりで逆ハの字に削ってから入れる
・かけやは重なる部分にのみ打つ
・束に乗る大引きは大入れ継ぎの方が良いっぽい
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