スキップフロアの間取りを考えてみる
- 2017/02/24
- 16:26
半分お遊び、半分本気でスキップフロアの間取りを書いてみました。
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まず、実際にどの程度床下が取れそうなのか、窓を一番上に配置した図面を書いてみます。
単純に掃き出し窓を一番上に持ってくると、横長窓と隣接しているだけに窓の配置は考え直す必要がありますね。
とりあえず窓を一番上にもって来た場合、外壁3162mmからまぐさや頭繋ぎをひいて最高でも一番上が2984mmの位置となります。
すると窓の下辺が土台から1202mmの位置となります。
スキップフロアの床面が1202だとしても、床材+床合板(12mm)+床根太(140mm)で床下の天井高は約1mといったところでしょうか。
すると居室の高さは一番低い壁で約1960mm、一番高いところで2.9m弱となります。
垂木繋ぎを入れて2.5mというところか。
(上記の図面上のメモとずれていますが、メモの計算間違いです)
居室スペースとしては窓を一番上にあげても不都合無さそうですね。
イメージはわきましたので、4面の外観図を書いてみます。
ちょっとピンボケ。
玄関真上に横長窓を持ってくるとかなりの開口部に見えましたので、この図では試しに逆側のロフト部分に窓をもって来てみました。
どんな感じか右下には断面図みたいなのを書いてみたり。
へたくそながらイメージがわきやすいように室内の絵を書いてみた。
玄関脇入ってすぐが、床下収納入り口とトイレドアだけ来るイメージですが、そこだけ天井まで4m近くあるので、壁にボルダリングのクライミングホールドを付ければかなりの高さまで遊べるのではないかと思ったり。
そうなると横長窓が邪魔かな…。
室内としては窓の配置的にもこないだ引用させていただいた写真の左の棚部分を消したのがイメージにぴったりです。
(出典:SUVACO)
まぁ物置にここまで床材やら照明やらしっかりやるかは謎ですが…。
あと、この写真は天井高結構高く見える。
うーむ、自宅は別にあり、あくまで住む訳じゃない遊びの山小屋を建てる以上、これぐらいの遊び心はあっても良いような気もしてきちゃいました。
スキップフロアプランのメリット、デメリット
〇メリット
・床下に10畳程の広大な物置ができる
・ロフトよりは上り降りが楽なので利用しやすい(?)
・窓からの景色が1m程高くなる(と言っても景色が良い土地では無いので、あくまで気分)
・4m近いボルダリングが設置できる
・トイレ上から滑り台なんかも設置できる
・床下根太に断熱材を入れたら冷暖房コストが削減できそう
・床下収納を挟む事で湿気が居室にあがりにくくなりそう
〇デメリット
・家に入るとかならず1m程の階段を上らないといけない
・元々10畳の居室スペースが約8畳+トイレ上の1畳というスペースになる
・トイレ上の1畳が子供用の滑り台設置ぐらいしか使い道が思いつかない(ベッド設置?)
・ゲストが来た時等、ロフトで寝る事ができなくなる(流石に天井高1mに満たない床下物置で寝てもらう訳には…上の写真ぐらい綺麗にしていればいけるかなぁ…)
・元のプランは半分2m強、半分4m弱だった天井高が全体的に2~2.5mぐらいになるので、普通の家ぐらいの天井高になり解放感は皆無。
・なにより資材が格段に高騰する(床根太10畳近く&床下物置の床材&小屋建築後のウッドデッキの土台高さが1.5m近くになり基礎、土台の費用向上&床根太の断熱材?)
・元々は玄関~掃き出し窓二つを繋ぐ大きなウッドデッキを作る予定だったが、玄関だけ低いウッドデッキになるので利便性が大きく下がる。(地面~玄関高さのデッキ~掃き出し窓高さのデッキという2段階上るデッキになる)
スキップフロアも非常に魅力的に思えてきて非常に悩ましいです。
居室スペースが減るのは痛いですが、正直あくまで遊びの別邸ですし、屋外キッチンスペースなり設ければ充分な気もしてきたり。
とはいえ、吹き抜けも一面にネットを貼ってハンモックにして遊んだりという遊び方は考えられます。
(出典:SUVACO)
また、今自宅でほぼ利用されていないプロジェクターを設置するなら、吹き抜けの方が少し高めの位置にスクリーンを持って来れるので、1F、ロフトからそれぞれ映画観たりできるかなーとか思ったりも。
うーん、1Fとロフトそれぞれから映画観たりという鑑賞会なんてそれこそそうそうやらない気はするか…。
あとはロフトどころじゃなく居室の根太と考えると、間柱に455ピッチで2×6入れるだけで本当に良いのかという側面も。
本来は土台で床の根太は支える訳ですしね。一般住宅の二階の床みたいな扱いになるのかな。
今週末、来週末ともに用事があり、基礎すらなかなか進みませんが、その時間を利用してのこういった悩みは面白いです。
4隅の耐力壁パネル8枚はどの図面でも共通なので、しばらくは悩めそうです。
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